英語のリスニング勉強法

英語のリスニング勉強法
英語のリスニング勉強法

英語のリスニングが上達する近道は、音読。その勉強方法を、9のステップで紹介します。

英語を聞いて、意味が分からない理由は大きく分けて2つ。1つは、日本語にはない音が聞き取れなかったり、英語のリズムに慣れていないこと。もう1つは、単語や文法知識が足りないこと。まず、文法などの知識を参考書などで勉強しよう。その次に英語のリズムの勉強をする。

私がおすすめする英語のリスニングの勉強法は、英語のスピーチを音読して勉強する方法。事前に、原稿を入手して英文の意味をしっかり理解し、ネイティブがスピーチする動画を見ながら、音読練習を重ね、自分の発音やリズムをネイティブに近づけていく。

人は、自分の発音できない音やリズムはなかなかリスニングできない。ここでは、故スティーブージョブズ氏の有名なスピーチを教材とし、英語のリスニングを勉強する方法を紹介する。

勉強の後、必ずリスニングカの向上を実感できると思う。それを成功体験として、さらに英語のリスニング力を磨いてください。

英語のリスニング勉強法 9Steps

スピーチの動画と原稿を教材にして勉強していく。スビーチ1分間分を、1回分の学習に15分間のスピーチすべてを一気に9Stepsやり通すと、時間がかかり、スキルアップ効果も実感しにくい、1回の学習は、スピーチ約1分間分にしよう。

1分間分を9Stepsこなすと約20分。小刻みに、丁寧に、集中しながら練習を進めていくことがポイント。

  • 1回の学習は、スピーチ約1分間分
  • 教材は英語のスピーチの動画と原稿
  • 1分間分を9Stepsこなすと

ここでは例として2005年、米スタンフォード大学卒業式で故スティーブ・ジョブズ氏 が述べた祝辞を教材にします。サイト上に動画と原稿がフリーで公開されており、かつ、ビジネスパーソンに有益な内容。約15分と短いのも、学習に向く。

I am honored to be with you today at your commencement from one of the finest universities in the world.

Steve Jobs’ Commencement address on June 12, 2005.

ネットで Steve Jobs 2005 Stanford Commencement Address をキーワードに検索すると、スピーチ原稿と、動画を掲載しているスタンフォード大学のサイト内ページが表示できる。スピーチ原稿をプリントアウトし、2色のペンを用意して、スタート。

  1. スピーチの全体の意味を理解する
  2. 意味の塊ごとにスラッシュを入れる
  3. 自分のペースで音読する
  4. 表情を観察しながら音読する
  5. 話し方に沿ってスラッシュを入れる
  6. 発音を重点的にリスニング
  7. 動画に合わせて音読する
  8. 動画と一緒に暗唱で
  9. 動画を見ずに、音だけ聞く

1. スピーチの全体の意味を理解する

原稿を音読しながら、大体の意味を理解していこう。分からない単語は、自分で辞書を使って調べる、または、和訳が掲載されているサイトや本を参照。意味を理解しなければ、音読してもあまり効果はえられない。

2. 意味の塊ごとにスラッシュを入れる

原稿を見ながら、意味の塊ごとに線(スラッシュ)を書き込みつつ、音読する。スラッシュを意識すると、文章の意味を逐一理解しやすくなる。

I am honored / to be with you today / at your commencement / from one of the finest universities / in the world. /

3. 自分のペースで音読する

スラッシュを入れた原稿を、自分のペースで音読する。動画を流し、一時停止させながら音読していく。

4. 表情を観察しながら音読する

原稿の1センテンス分ごとに動画を一時停止させながら音読する(1回目)。ジョブズの表情を見ながら、楽しみながら読むのがコツ。

動画では、原稿と語順や単語が異なる部分があるので、気づいたものを書き込み、“自分用の台本"を作っていく。そうしながら音読すると、声に気持ちが乗るので、さらにナチュラルに読むことができる。

Thank you. I'm ah ... honored / to be with you today / for commencement / from one of the finest universities / in the world. /

5. 話し方に沿ってスラッシュを入れる

動画を1センテンス分ごとに一時停止しながら音読する(2回目)。今度は、ジョブズが区切りを入れたところに、Step2のペンとは違う色のペンでスラッシュを入れてみよう。

Step2で入れたスラッシュとは異なるはず。意味を理解するために入れるスラッシュと、実際に話す時に切る箇所は異なることが分かる。ジョブズの気持ちになって、スラッシュを入れよう。

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6. 発音を重点的にリスニング

さらに、1センテンス分ごとに一時停止して音読する(3回目)。ここでは、2つ以上の単語の音がくっついたり、ある音が聞こえなくなったりする箇所を探してみる。文字で書かれていても、発音すると消えてしまう音があることを実感しよう。

リスニングというと、LとRの違いなどを重視しがち。それももちろん大事な音だが、実は、それ以外の平凡な音でも、弱音であるがゆえに聞き漏らしたりする。ネイティブは、アクセントのない部分は曖昧に発音したりする。その辺りをちゃんと聞き取れるようになることが重要。

Thank you. / I'm ah ... / honored / to be with you today / for commencement / from one of the finest universities / in the world. / /

7. 動画に合わせて音読する

動画を流し、その音に重ねながら音読する。Step4Step6で書き込んだ内容を参考にしよう。これを2回繰り返す。

8. 動画と一緒に暗唱で

ここまで来ると、英文をある程度、暗記できている人もいるはずだ。できるだけ英文を見ずにジョブズと一緒に話してみよう。これを3回繰り返す。

9. 動画を見ずに、音だけ聞く

最初と比べて、随分聞き取れるようになっているはず。

英語のリスニングの勉強にオススメの教材

TEDには、英語の原稿(スクリプト)がつけられた英語スピーチがある。興味のあるスピーチを探して、音読の練習をしてみよう。
TED: https://www.ted.com/

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